Doorkeeper

松本さんぽ実験「まちを採取する」~路上観察のススメ~ 

2017-12-03(日)14:00 - 17:00 JST

KNOWERS MATSUMOTO

松本市大手1-3-29 丸今ビル1F

申し込む

申し込み受付は終了しました

今後イベント情報を受け取る

500円 会場払い
珈琲つき

2人の参加者

すべて見る
1人のアカウント非公開の参加者

詳細

松本さんぽ実験「まちを採取する」~路上観察のススメ~ 

12月第一日曜日に、「まちを採取する」と題して、松本市内の路上観察会を行います。あるテーマを共有して各自で松本の町を散歩して、直感的にグッとくる場所、物、風景を採取してきてください。その写真を拠点のKNOWERSに持ち寄って、それぞれが感じた松本の街についてお話しができたらと思います。ぜひお気軽にご参加ください。

▲「まちを採取する」~路上観察のススメ~ 概要
① 14:00 オリエンテーション
② 14:30 路上観察で採取するテーマを決定。(ex: 落書き、フォント、窓、張り紙など)
③ 14:45 各自散歩して、まちを採取(※コーディネーターはKNOWERSに常駐します)
④ 16:00 採取したものをリスト化 -言語化と共有
⑤ 17:00 解散

●持ち物
-カメラ
-筆記具、メモ
-歩きやすい靴

◇「路上観察学入門」紹介
今から30年前、1986年に「路上観察學入門」という1冊の本がちくま書店から出版されました。知っている人は知っている、アート系さんぽLOVERのバイブルです。この本には、街中の様々なものを観察するマニアックな人たちが、路上で出会ったあれこれを採取しています。オリエンテーションではまずこの本を紹介しながら、路上観察についてお話したいと思います。
ー 路上観察學入門 (筑摩書房) - 1986/6/1 赤瀬川 原平 (編集), 南 伸坊 (編集), 藤森 照信 (編集)

〇自己紹介
はじめまして、佐藤壮生です。アートと編集を専門にしていて、10月よりKnower(s)のお店番をしています。僕は昔から散歩好きで、高校時代は「散歩の達人」という雑誌を買って東京の町を歩いていました。そのあとも大学の卒業論文でフランス革命の時、自由のために散歩をしていたシチュエーショニスト(状況派)のデリーヴ(漂流)について書いたり、スペインのサンジャックという巡礼を800km歩いたりしました。巡礼は散歩とはまた違いますが、信仰心というよりも気晴らしに歩いたという意味では、とても長くて有意義な散歩でした。せっかく松本に出入りし始めたので、さんぽ仲間がほしいと思って、この企画を立ち上げます。散歩好きはもとより、アートや写真に興味がある方のご参加をお待ちしています。

―――
●松本さんぽ実験
『松本さんぽ実験』では、松本市街地を舞台に実験的な散歩を行いたいと思います。街をぶらぶら歩きながら、自らの経験から連想される事や、直感的にグッとくるものを記憶したり、撮影したり、録音したり、絵を描いたり、文章にしたりして、それが気になる原因を紐解いていきたいと思います。それは、その場所特有の魅力を通して、色んな人が暮らしている街という空間から、自分自身の趣味嗜好を探求する事でもあると思います。そうやって、参加者がそれぞれ感じる面白い松本を発見して、共有してもらえたら嬉しいです。

―――
KNOWERS コーディネーター:佐藤壮生プロフィール
1981年生。アートプロジェクトの企画運営、編集/デザインを主な仕事にしている。London Metropolitan 大学BA/Spatial Arts 1st取得、東京芸術大学大学院を鈴木理策研究室にて修了。イギリスを拠点に美術家川俣正氏の助手としてヨーロッパ各地のアートプロジェクトに参加し、2012年より祖母が暮らす長野県安曇野地域に夫婦で移り住む。大町市の鳥獣被害対策員として2年間猿を追いかけながらZINE「Sourcepanic」を発行。2014年より「北アルプス国際芸術祭」の立ち上げに携わり、株式会社アートフロントギャラリーに所属。同時並行で2015-2017まで「信濃大町あさひAIR」の企画運営を行う。

ーーー
さんぽの言葉

好きなもの 苺珈琲花美人 懐手して宇宙見物
(寺田虎彦)

月刊『散歩の達人』の創刊から変わらぬ使命は、街や風景の中の「スキマ」を見つけることだと考えます。意外な場所で、オリジナリティにあふれた人、モノ、店を見つけ、ほっとしたり、気になって話を聞いたり、何かを食べたり買ってみる。きっと、それが「散歩」です。皆さんの散歩ライフを充実させるために、今日も私たちは「スキマ」探しにいそしみます。
(「散歩の達人」編集長・武田憲人)

良い気晴らし(ストレスの発散)になるので散歩をする人もいる。また、散歩中に触れたり見たり、聞いたり、匂いを感じたりできる自然(木々、花々、植栽、鳥とそのさえずり  等々)が好きで、明るい気持ちになるので散歩する人もいる。散歩経路の途中にある公園、神社仏閣を楽しむ人もいるし、家並みや、店舗のウィンドウなどをなんとなく眺めて楽しむ人もいる。散歩中に偶然出会う人と会話(コミュニケーション)を楽しむ人もいる。建物の中に籠っていると、脚の運動が足りなくなりがちで、脚が弱りがちなので、ともかく脚を使うために散歩する人もいる。屋外の新鮮な空気を吸うために散歩する人もいる。
(wikipedia抜粋)

ーーー
■これからの企画案(妄想)
面白そうと思う企画があれば、声をかけてください。

-風景から見る、松本の近代史
-都市計画から見る、松本の未来
-松本の地図をつくろう
-座学:散歩とは何か
-トマソン採取
-街に〇〇が介入する
-夜の松本を歩く
-松本の音を採取する
-「宝地図」イベント
-神様になって松本をつくる
-地図に絵を描く
-人と場所の関係
-松本の地勢―縄文
-聞き耳さんぽ
-目隠しさんぽ
--時間、空間、視点
-記憶と記録
-松本さんぽ音声案内づくり
-路地裏にきらきらしたもの
-すきまの隙間
-さんぽ運動会
-さんぽキッチン
-散歩ミュージックフェス
-仮装さんぽ会 
-檸檬をもって散歩する
-立つ場所を探す散歩
-禅的散歩 など

コミュニティについて

KNOWERS

KNOWERS

<KNOWERS MATSUMOTO> 長野県松本市のコワーキングスペース及び関連するメディア。 「KNOWERS」とは「KNOW=知る、理解する」「ER=〜する人」「S=集まる」を掛け合わせた造語。起業家とクリエイターのためのイノベーションプラットフォームとして、その装置であるスペースやメディア、それぞれを生かしていくコミュニティなどを展開しています。

メンバーになる